From:内野
毛髪の不思議を簡単解説
蘇るヒントが隠れている。
毛髪は皮膚の表層部である表皮が変化してできたものと考えられます。
毛髪は毛乳頭の周りにある毛母と呼ばれる細胞が、分裂増殖して毛髪を形成していきます。
皮膚と同じようにメラノサイト(色素)もあり、メラニンを生成し、それが毛髪中に混ざって生えてくるため、黒髪が生えてくるわけです。
表皮の角質層がいずれ垢となって剥がれていってしまうのに対し、毛髪は角化した細胞が繊維状につながって、どんどん毛が生えて きます。
「毛が伸びる」といいますが、実は毛乳頭付近で新しい毛ができるので、以前につくったものが上のほうへ押し出されて生えてくるのです。
頭髪は、個人差はありますが、1 日に約0.4mm前後伸び、1カ月で約1.2cm、1年で15cmほど伸びます。と言うことは、30cmの長さのある髪の毛先は2年前につくられた毛ということになります。
長い髪の人が枝毛になったりすると、「毛が長いので栄養分が毛先までいかないのかしら」と考える方もいるようですが、 単にできあがって押し出されてきた毛髪が長時間の間に、さまざまな刺激をうけて壊れて きたと言うことにすぎません。
毛髪の目に見える部分の角化細胞は死滅しているのです。自分での栄養補給が出来ない分、外部から栄養となる補修剤を毎日補給する必要があるという事です。
髪の栄養とは、タンパク質、脂質(CMC)、水分
P.S.
酷く傷んだ髪もしっかり栄養補給すると生き返りますよ。やっぱりこの栄養剤でしょうか?