失敗しない為の注文の入れ方(ヘアカラー編)

 
From:内野
 
最近、美容関係の掲示板を見ていたら、、、
美容室で失敗した、思いどうりにならなかった。など美容室への苦情トラブルがたくさんありました。ほんと、コミュニケーション不足、カウンセリングミス、美容師として反省すること多々です。
 
では、そうならないような
上手な注文の入れ方は無いのだろうか
 
 
もちろん、きちんと美容師側がカウンセリングでうまくお客様の要望を聞き出し、またはそれに対してアドバイスする、そして的確な技術を施す、これが当たり前です。でも、なかなかお客様サイドもうまく注文(デザイン要望)できない、そこで誤解される→うまく伝わらない。
 
実際、髪風船への相談メールでも
>どんなに注文したら良いのですか?みたいな相談は多いんですよ、
 
例えば、ヘアカラーの注文で考えてみましょうか、現状プリン状態 毛先は傷んでいて特にキラキラしている、よくあるパターン。それで雑誌の切り抜きもって行きこんなにしてください。と注文した、
 
美容師は「わかりました、写真のような明るさでよろしいですね。」と言って
作業しだした、結果はお客様が思っていたよりかなり明るかった。そこで「これって私が思っていたのより明るすぎます」
 
美容師 「えっ、でも写真の色はこれくらいですよ」
 
この場合は美容師側のカウンセリング下手という事なんでしょうが、こうならない為のお客様サイドの注文の入れ方としては切抜き等はあくまで参考に、色味等の説明のため、明るさなどはご自分の髪の毛をベースに考えてみてください。上記の設定でしたら髪の明るさも3段階ほどになっているはずです。
そこで、毛先の一番明るい所を前髪あたりにもってきて見て下さい。それで考えてください。(こうする事で顔映り明るさがはっきりします)そこよりも明るくするのか?この部分は少し落して中間部分くらいの明るさにする?イヤもっと明るくする? イメージをより具体的にして、その感じで美容師に伝えて(相談して)みてください
 
これで美容師の技術のやり方薬品の選定もはっきりします。イメージどうりの明るさ(色)になると思いますよ。これだけ具体的にしていたら失敗も少ないし、万が一思い通りになっていなければ正当なクレームの対象でしょう。
 
 
いかがですか?他の技術もそうですが、なんとなくのイメージでなく、より具体的に考えると良いかと思いますよ。(本当は美容師が聞き出してあげないといけないのですがね)
 
P.S.
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